講演Ⅲ「色覚に対する正しい知識と色覚特性への理解について」 の感想一覧一覧に戻る

  • 熱のこもったお話ありがとうございました。一度なくなった小学校での色覚検査ですが、今年も小4で希望をとり行いました。異常が見つかった子どもの保護者はとても戸惑っておられました。私たち教員は、どんな色の組み合わせが見づらいのかがわかり、環境を整えることが大事だと思いました。ご先祖さまから受け継いだ大事な特性の一つととらえるということ、とても心に残り、安心しました。ありがとうございました。(小学校)
  • 高人教で議題として出ていたので詳しい話を伺いたかった。まだまだ勉強不足ですが、少しずつ学んで、全ての教職員に広められるようになりたい。(高校)
  • 色覚検査に関わる課題について知ることができました。高柳さんの熱意に心打たれました。とても勉強になった特別分科会でした。ありがとうございました。( )
  • 一定の検査でまちがった認識や、それゆえの不安を与えるのではなく、実際の生活、仕事において支障の有無を確認する大切さを訴えてきた高柳先生の尽力に敬服しました。職業や結婚にかかわるとなると、人権問題でもあります。私も正しいことが知れて、本当に良かったです。(中学校)
  • 難しい単語がたくさん出てきて、細やかに理解することができませんでしたが、色覚の特性によって人生が変わってしまうことに対しての熱意がよく伝わりました。(小学校)
  • 色覚の検査が希望者だけになり、人権の研修で学んだりする中で断片的な知識しか持っていませんでした。今日のお話で流れがよく分かったなあと思います。色覚特性により、できないこともあるかも知れませんが、一人一人が自分の色覚特性を個性として、自分にしかできないような創作活動や学習活動につなげていけるように感じました。(高校)
  • 色覚検査復活の動きがある中で、この講座をしてくださりありがたいです。結局、色覚特性があるか知りたい人は学校でなく、自分で診察してもらったらいいということがわかりました。この話を他の眼科医にも聞いてほしいくらいでした。(中学校)
  • 初めて色覚について専門的なお話を聞きました。異常ととらえるのではなく特性ととらえ、色覚検査の必要性について教師の立場から考えさせられました。(中学校)
  • 色覚検査が何故復活したのか知らなかったが、その理由がよく分かった。CMT検査があることを知り、導入したいと思った。(中学校)
  • 色覚に対していろいろわからないところがありましたが、正しい知識を得ることが出来ました。ありがとうございました。(小学校)
  • 知りたかった色覚検査について、とてもていねいに教えていただけて、とてもよかったです。養護教諭として、色覚検査に関わることの重大性について身にしみるお話でした。(小学校)
  • 養護教員です。色覚検査が復活するような動きに違和感を感じていました。とても納得できるお話でした。(中学校)
  • たいへんわかりやすかった。ただ、以前全同教で聴いていたので、さらにわかりやすかった。CMT検査表を配ってほしい。(高校)
  • 生物の遺伝の学習で、色覚異常を教えるなかで、これにあてはまる生徒はどう思うのかと感じていたが、今日の講演で色覚異常の実態を知ることができてよかった。(高校)
  • 目から鱗が落ちました。以前1年生の親御さんに、息子さんの色覚について報告して「言われてもどうしようもないことを」と怒られたことを思い出します。心が痛みます。(小学校)
  • 知らないことばかりで驚きました。色覚検査で苦しんでいた人がおられるなんて… なんでも視点を変えて見ていかなくてはと思いました。(小学校)
  • 色覚検査については、7月に調査を行っておりますが、定期健康診断のさなかであったため、まだ検査をしていないところがほとんどでした。
    しかし二学期に入り、道教委からの調査も先日来ておりましたので、(学校保健に関する調査で色覚をどのように行ったかの項目があります)
    教頭がまた動き出すのではないかと思っています。
    昨年は多くの学校が小学3年生、中学1年生に市教委の出したひな形通りの文書で希望を取って、学校の職員(養護教員が多い)が実施せざるを得ない状況でした。
    高柳さんの講演を聞くことができた養護教員には、検査の希望調査ではなく、「健康相談のあるかたは申し出てください」としてCMTを使用した人もいます。(校長の理解を得て実施した人、理解を得られなかった人は教頭が石原式で行ったということでした)
    私は掲示物をほけんだよりで色覚についてお知らせをし、相談がある方は申し出てくださいと文書を出しましたが、一人も希望されませんでした。 以前よりずっと精度が高すぎるのか、検査を行った小学3年生では約半数が2カ所以上誤答したという学校もあり、保護者への通知の仕方に困ったと聞きました。
    事後措置は「眼科受診をおすすめします」という市教委のひな形文書をそのまま使用したようです。受診してパネルD15の検査をうけて異常なしという報告があったお子さんもいたようですが、ほとんどは受診していないということでした。(ご家族に特性の方がいて、何となく分かっていたという場合があるようです)
    これから研究集会にむけレポートを作成するところですので、今現在の状況を聞いてみたいと思います。少し時間がかかりますが、分かり次第お知らせいたします。
    教育委員会にはCMTや絵本の冊子、DVDを持っていきましたが、色覚検査の実施について検討する予定はないということでした。市議会の委員会でも質問を行っているのですが、文科省の留意事項を理由に考え直す気はないようです。
  • その節はわざわざ教育委員会電話やファックスをしていただき、本当にありがとうございました。
    教育委員会にはがっかりですが、まだまだ諦めてはいません。10月に次年度の予算や要求事項について話し合う機会がありますので、粘り強く申し入 れし、改善を求めていくつもりです。
    また私たちに とりくみの示唆をいただければ大変嬉しく思います。